Adobe illustrator
アドビ イラストレーター(.ai)でのデータ作成について説明します。
テンプレート・設定・保存について
■必ず当社のテンプレートをご使用ください。
■「レイアウト」レイヤーにデザインを作成してください。
「ガイド」「説明」レイヤーは消さずに残してください。
■カラーモードはCMYKで作成してください。
RGBカラーや特色はCMYKカラーに変換して下さい。RGBで入稿された場合、当社にてCMYKへ自動変換いたしますが、色味が変わりますのでご注意ください。モノクロの場合はグレースケールで保存して下さい。
※印刷オプション自動ネオンカラーを選択した場合はRGBモードで作成してください
■オーバープリント設定はしないでください。
イラストレーターの機能「オーバープリント」の設定は避けてください。
オーバープリントとは色を重ねて印刷することを指します。重なった部分は混ざった色(例:黄色と青色が重なった部分がみどり色)になりますが、画面上では確認が出来ず、意図しない仕上がりになる可能性がございます。
また意図して使用いただいても「オーバープリント」の設定は、データチェック対象外になりますのでご注意ください。
属性パネルを開き「塗りにオーバープリント」「線にオーバープリント」のチェックを外すとオーバープリントの解除ができます。
■カラープロファイル(ICCプロファイル)を埋め込まないで下さい。
正しい出力をするためにも、カラープロファイル(ICCプロファイル)を埋め込まないで下さい。ICCプロファイルが埋め込まれていますとRIP処理に不具合が起き、正確な色分解が行われませんのでご了承ください。保存する際は[ICCプロファイルを埋め込む]の項目はチェックを外してください。
テキスト(文字)・線について
■テキストはアウトライン化をしてください。
アウトライン化の作業は全てのレイヤーのロックを解除した上で行って下さい。文字を選択し、右クリックで〔アウトラインを作成〕を選ぶ
■文字サイズは、7pt以上を推奨いたします。
フォントサイズは7pt以上を推奨いたします。それ以下のサイズですと、フォントの種類や色合いによっては文字が潰れてしまう恐れがありますのでご注意ください。
■罫線は、必ず線幅を設定してください
「塗り」ではなく「線」で指定して下さい。細い線は擦れる可能性がございますので0.3pt以上の設定をお勧めします。
色指定について
■CMYK合計値300%未満での作成を推奨します
画像や色指定においてCMYKの全てが100%(合計400%)またはそれに近い数値で作成されますと、その分トナーが多く載りますので、折り目のトナーが割れたり剥がれる可能性がございます。
■黒の指定について(1)掛け合わせの黒
CMYKを掛け合わせた黒の指定は印刷ズレ(見当ズレ)により、にじんでボケた印象になったり、白抜きの文字や罫線の可視性を損なうことがありますので、基本的に墨ベタ(K100%)をお勧めします。
■黒の指定について(2)ブラックオーバープリント
上記で「黒い部分には墨ベタ(K100%)とご案内しておりますが、絵柄の上に載せた黒のオブジェクトについてはこの限りではありません。
K100%オブジェクトは見当ズレを防ぐためオーバープリント(スミ乗せ処理)になります。その為、K100%の黒でも若干の透過性があり、背景色や絵柄が 透けてしまう場合があります。
モニター上では確認出来ない為、ブラックオーバープリントについては、データチェック対象外になりますのでご了承ください。
※ブラックオーバープリントを防止する為に、下記の処理を行ってください。
・K100% + CMYの数値をどれか1%加える(オススメ)(例 C1 M0 Y0 K100)
・リッチブラックにする(例 C40 M40 Y40 K100)など
■ベタ印刷や、グレーなどの色ムラについて
ベタ印刷(広範囲を同じ色で塗りつぶしたデザイン)などは印刷機の性質上、色ムラが目立ちやすくなります。 また、季節による温度・湿度の変化などの影響でも、均一にトナーを散布することは難しく、これにより色ムラが生じる場合があります。 できる限り色ムラ等が生じないよう調整を行っておりますが、完全に防ぐことはできないため、保証対象外となります。 色ムラをできるだけ目立たないようにするには、ベタ面を濃い色にしたり、模様を入れるなどをするなどの方法もございます。 ご了承の上、ご注文願いますようお願いいたします。
■色の見え方について
モニターで見た色と完全に同じ仕上りにはなりません。
データ通りに印刷を行いますが、モニターと紙では発色方式が異なりますので、基本的にモニターで見た通りの色を印刷物で完全再現することはできません。
他社で作成した印刷物と同じ色になるとは限りません
同じ印刷データを使用した場合でも、他社で作成した印刷物と同じ仕上りにはなりません。印刷機や印刷色の管理システムの違いで、同じ印刷データを使用した場合でも色の差が生じます。実際の印刷物を確認して、色合わせをするサービスは行っておりませんので予めご了承ください。
画像の配置について
デザインに画像(写真)を使用した場合のみご確認ください
■画像の形式、解像度について
EPS形式を推奨しておりますが、他の画像形式でも問題はございません。 CMYKカラーで作成した画像を配置してください。(自動ネオン印刷の場合を除く) 画像は必要最小限の範囲にトリミングしてください。
推奨解像度
カラー、グレースケール 300~350dpi
モノクロ2諧調 800~1200dpi
※解像度が低い画像はジャギー(ギザギザ感)が出る可能性があります。
■埋め込みとリンクの設定
画像は「埋め込み」か「リンク」どちらかで配置をしてください。
■埋め込み
aiファイルの中に画像を埋め込んで、画像を表示する方法です。
aiファイルの容量が大きくなりますが、画像が表示されないトラブルを避けられます。
■リンク
aiファイルに「このフォルダにある、この画像を、ここに表示」と指示をして、画像を表示する方法です。画像を埋め込んでいない分、「埋め込み」よりaiファイルの容量が小さくなるメリットがありますが、指示が上手くできていないと、画像が正しく表示されないトラブルが起こります。(リンク切れ)
リンク切れを防ぐため、下記についてご注意ください。
・ aiファイルと画像データを同じフォルダに入れて、フォルダごとご入稿ください。
・ aiファイルに配置した後に、画像の名前を変更したり、フォルダの階層を移動しないで下さい。
・ 画像のデータ名が長いと文字化けが起きたり、正しく表示されないことがあります。
英数(1バイト文字)なら31文字以内でファイル名を付けてください。
機種依存文字、半角カナ文字は使用しないでください。(①、Ⅳ、イチバン など)
■画像の黒とオブジェクトの黒の濃度差
「画像の黒」と「オブジェクトの黒」は画面上で同じに見えても、印刷結果としては差が出る場合がございます。下の例は、黒い画像の背景を追加する為、イラストレーターの円形ツールで作った黒のオブジェクト(K100%)を画像の下に重ねています。
モニター上では背景がなじんで見えますが(左) 印刷すると、画面上では同じに見えた黒でも、CMYK数値が異なるため印刷結果に濃度差が生じる場合がございます。(右)このようなデザインをされる際は、スポイトなどで画像の黒色を取り、オブジェクトの黒のCMYK数値を合わせてください。
その他の注意事項
■複雑なパスやフィルタを多用している場合、正常に印刷されないことがありますので
ラスタライズ(画像化)などの処理をしてください。
■「透明」効果をお使いの際、画面上では透過しているように見えても、実際の印刷では反映されない場合があります。
■QRコードを印刷する場合、必ずお客様ご自身にて読み取りが出来るか確認をしてください。弊社での読み取り確認は行っておりません。
■小さな文字や、細い線、網がかかった文字や線、解像度が低い画像などはジャギー(ギザギザ感)が出る可能性があります。
■点描やスクリーントーンなど精細な網状のデザインは形状に乱れが生じ、デザインの意図と違った仕上がりになる可能性がございます。(モアレ)